矯正歯科は、口元の形や歯並びをきれいに整え、また悪い歯並びにならないように予防することによって、虫歯や歯槽膿漏を防ぎ、不明瞭な発音を改めます。それとともに、食べ物をよく咬めるようにして、見かけの美しさだけでなく歯や体の健康を増進させるのにとても効果があります。
悪い歯並びを起こす原因は、非常にたくさんあります。
それは遺伝的な要素によることもありますし、乳歯が早くに抜けてしまったり、虫歯が大きな原因となることもあります。
また、指しゃぶりや舌突出癖などの悪習慣によっても起こります。
- 虫歯や歯周病になりやすい
- 発音障害がおきやすい
- 顎関節症になりやすい
- 肩こり、頭痛など身体に大きな影響を与える
- 口元が気になり、人前で笑えない、内気になるなど精神的にも影響する
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不正咬合には、歯並びに問題のあるものと、顎に問題のあるもの、そしてその両方が問題になっているものがあります。
ここに紹介する例は不正咬合の代表的な例です。
乱杭歯・八重歯
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何本かの歯が、捻れたり、本来とは違う場所に生えたり、歯と歯が重なって凸凹になっている歯並びで、叢生(そうせい)歯列といいます。 歯が重なっているために、歯磨きが十分できず、口臭、虫歯、歯周病の原因となります。 顎の大きさが小さくなっている現代ではよく見られる不正咬合です。 |

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開咬(かいこう)
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おもに奥歯をしっかり噛んだ時に前歯が噛み合わず、上下の前歯の間が開いている状態です。 口の中が乾きやすく、虫歯や歯周病、顎関節症になることもあります。 舌の癖が原因になっていることがあります。
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出っ歯
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上の歯が、舌の歯よりも大きく前に出ている歯並びで、上顎前突といいます。 顎の骨の問題がある場合と、歯だけに問題がある場合とがあります。 原因としては、遺伝のほか、舌のくせや、口呼吸などの機能的なものも考えられます。 上下の顎の骨の成長発育状態の調和を図る場合は、早い時期(8-10歳)に開始するのが好ましいとされています。
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受け口
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噛み合せた時に、下の歯が上の歯より前にある歯並びで、反対咬合、下顎前突といいます。 上下の前歯の傾きに問題のある場合と、下顎の骨の成長が大きすぎたり、上顎の骨の発育が小さすぎたりする場合に生じます。 うまく咬めないだけでなく、発音に影響することもあります。 小学生くらいからの治療で、上下の顎の骨の成長発育状態の改善を図ることが望まれますが、成長のメドがたつまで長期になることもあります。
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治療を始める前に
矯正治療は、成長発育にあわせ歯を無理なく少しづつ顎の骨のなかを動かしながら、より好ましい歯並びと噛み合わせへと導いていきます。
そのため治療期間が長くかかります。
治療期間中は、3〜4週間に一回の割合で処置をしなくてはなりません。
そのため歯科医師の指示に従って根気よく通って頂かないと良い結果は得られません。
矯正治療を希望される患者さんは学童期の人が大部分なので、学校が終わってからの時間だけで治療を行うには限度があります。
治療の約束日には学校を遅刻・早退していただかなくてはならないことがありますので、ご理解下さい。
STEP 1: カウンセリングと検査
お悩み、ご要望をお聞きします。
不正咬合異常、顎関節症などについて、保険診療のレントゲンなどの検査を行います。
現在の不正状態、治療開始時期、治療方法、治療期間、諸費用などのおおまかな説明をします。
STEP 2: 精密検査
矯正治療を希望される方は、現在の状態を正確に知り、判断するために下記の資料採得します。
資料を基に治療方針を決定します。
要1〜1.5時間 検査・診断料 31,500円(税込み)
診断資料採得資料
・パノラマX線写真
・デンタルX線写真
・顎態石膏模型(咬合石膏模型)
・口腔内写真(X5)
・顔面写真(X5)
※治療中必要に応じ、精密検査の採得を行い成長・発育のチェック、治療の進み具合や変化を確認します。
(治療開始後の検査費用は矯正基本料に含みます。)
※頭部X線規格写真(側面・正面)は、刈谷豊田総合病院にて撮影をお願い致します。
(費用は別途必要となります。)
STEP 3: 診断
精密検査の結果を基に、患者さんの不正咬合の現状を診断し、治療方針、治療方法、予定治療期間、矯正基本料金(630,000〜735,000円程度/税込み)を決定し、説明します。
ただし、治療内容・難易度などにより基本料金は異なります。
また、基本料金は分割払いも可能です。
要1時間 (費用は検査料に含まれます。)
STEP 4: 治療開始
診断に基づき治療を開始します。
まだ治療開始に早い場合は適当な時期まで観察期間とします。
通院間隔は、年齢により異なりますが、通常3週間から4週間に一度です。
※治療期間予想は、その個人の成長・協力・努力により左右されます。
※処置料は時勢に応じて変更されることもあります。
要0.5〜1時間 処置料 (調整料) 混合歯列期 3,150円(税込み)
永久歯列期 4,300円(税込み)
※装置を装着する際、撤去する際は、お時間がかかる場合があります。
STEP 5: 保定観察
きれいな歯並びを将来も維持できる様に、後戻り防止の為の治療期間です。
長い期間を費やし、努力により得られた美しい咬み合わせをより長く保つため、可撤式の保定装置を使用します。
来院は、年4〜5回。2年間。
要0.5時間 術後観察料 2,625円(税込み)
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矯正治療はいつ始めればいいでしょうか?
歯並びは不正の状態や年齢にもより、いろいろな方法が治療に用いられます。
年齢制限はなく、何歳からでも始められますが、治療の方法が限られてきます。
永久歯を抜くことはありますか?
歯の大きさと顎の大きさの釣り合いがわるく、すべての永久歯を正しく並べることが難しい場合は、永久歯を抜くことがあります。
永久歯を抜くことで咬む力を弱めたり、身体に影響を及ぼすことにはなりません。
永久歯を抜くことは必ずしも望ましいことでないことは事実ですが、矯正治療を進めるうえで、どうしても必要な場合があることをご理解下さい。
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